「コラム」の投稿

My楽器の選び方【管楽器】

吹奏楽部新入生の皆さま！

そろそろ担当楽器が決まる頃でしょうか。

希望の楽器になれた方も、残念ながらなれなかった方も、

日々の練習に励み、担当楽器の良さをたくさん見つけてあげてください！

本日は、My楽器の購入を検討されている方に向けて、

楽器の購入の際に、心得ておいて頂きたいことを3点お話させていただきます。

グレードの違いを知り、耐久性のある楽器を選ぼう

楽器店にいくと、ショーケース内に並ぶ楽器たち。

同じ楽器で見た目はほぼ同じなのに、価格帯の幅が結構あります。

「どうしてこんなに値段が違うんですか？」

私たち楽器店スタッフがよく尋ねられる質問の1つです。

この質問を受けたとき、私はこうお答えしています。

「それは、どれだけ手間ひまかけて製造されているかによる価格の違いです。」

クラリネットを例に挙げると、上位機種はキィなどの一つ一つのパーツの設計にこだわり、製造の段階でもとても丁寧に、作られています。このパーツの精度が、キィの操作性や耐久性に大きく影響を与えます。

トーンホールをふさぐためのこちらのパーツだってそうです。

上位機種になると、よりしわがよりづらく、へたりにくい素材のものを使用しています。

このパーツ一つとっても、メーカーさんごとに素材の違いがあり、それぞれの音へのこだわりが表れていると感じます。

学生さんは、毎日部活で楽器を演奏するため、みるみるうちに演奏技術が向上します。

自分の演奏技術と楽器のグレードが合っていないと、もの足りなさを感じたり、出したい音が出せなかったりするかもしれません。

楽器は長い目でみて、慎重に選びましょう。

修理保証やアフターサービスについて把握しておこう

楽器は買っておしまいではありません。

常に良い状態に保つためには、日々のお手入れに加え、定期的なメンテナンスが必要です。

人間だって、1年に1度、健康診断を受けますよね。

自覚症状がなくても、異常がないか検査をします。

楽器だって同じです。

気づいていないだけで不具合が見つかることもあります。

最低でも年に1，2回、修理のプロにメンテナンスをしてもらうようにしましょう。

そのためにも、1回のメンテナンスに料金や期間はどれくらい掛かるのかよく把握しておく必要があります。

ウインズ・ユーは、手厚い修理保証が自慢です。

11万円以上(チェロは22万円)の楽器を購入頂くと、永久修理保証が付いてきます。

7年目まで修理割引があり、それ以降も特別価格にて修理が出来ます。

困ったときはもちろん、そうでないときも楽器の状態を点検させていただきます。

お気軽にご相談下さい。

◆ミヤザワフルート展示試奏会・調整会開催中！

楽器のセール情報をチェックしておこう

どうせなら、楽器もお安く買いたいですよね。

日用品の値上がりで頭を抱えてしまうこのご時世ならなおさらです。

ウインズ・ユーでは、管楽器の春夏セール開催中！

こちらのセール、お安く楽器が買えるだけではありません。

なんと、11万円以上の楽器を購入頂くとウインズ・ユーで使えるお買物券がGETできちゃいます。

お買物券はすぐにお使い頂けるため、楽器と一緒に揃える必要があるお手入れ用品に充てて頂くこともできます。

詳細はこちらをご確認下さい。

現在は第一段のセールを開催中です♪第二段もお楽しみに！

以上、3点は是非覚えておいてくださいね。

楽器購入について、より詳しくお話を聞きたい方は、お気軽に店頭にお越しください。

「買わないのにお店に入りづらい…」

そう考える必要はありません。スタッフ一同、皆様のご来店を心よりお待ちしております！！

クラリネット選び≪イオンタウン守谷店≫

先日、イオンタウン守谷店にてクラリネットの試奏がありました。

本日用意した楽器はこちらの3本！

• クランポンE12F

〈ビュッフェ・クランポン〉のプロフェッショナルモデルを思わせる、色彩感あふれる音と響き。
ストラップがつけられる指かけがついているので、力まずしなやかに指を回すことができます。

• ヤマハYCL-650

YCL-650は高い性能とお求めやすい価格を両立させたハイ・コストパフォーマンスモデル。ベルやバレル、トーンホールなどは、カスタムSE-Vに極めて近い仕様となっており、暖かくまろやかな音色が特長です。

• セルマー　プロローグ

「最先端の機能」&「驚異のコストパフォーマンス」

豊かな響き、そしてスロート・トーンや最低音域のピッチとサウンドのよさが魅力。人間工学に基づいたコンパクトなキーデザインは、小さな手の奏者にも扱いやすくなっており、トップモデルと共通する優美な外観も見逃せません。

展示スペースの関係で、普段は中々多くの楽器を展示できないのですが、

試奏のご希望を頂ければ、様々なメーカー・モデルの楽器をご用意することができます。

様々な楽器の吹き比べができるチャンスは楽器購入のときのみです。

「初心者だから吹き比べても違いが分からないかも…」

そんな不安をお持ちの方も、せっかくのチャンスですから様々な楽器に触れてみてください。

楽器の違いは吹き心地や音色だけではありません。

キィの配置やパーツの有無など様々です。

見比べるだけでも、楽器の仕組みが分かりとても興味深いのです。

専門知識をもったスタッフがそばでご説明いたしますのでご安心ください。

今回の3本は、まず鳴らしやすさに違いがありました。

息を多めに使う楽器と軽めに鳴らせる楽器です。

お客様の演奏歴などを踏まえ、

少ない息でならせる楽器がよいのか、それとも少し抵抗感があり深みのある音色の楽器がよいのか一緒に考えました。

加えて、キィの配置にも若干違いがありました。

手の大きさによって、キィの操作のしやすさを変わるので何度も音階などを吹きじっくり選んで頂きました。

また音色にもそのメーカーらしさが表れていました。

私が一番聴きなれているメーカーがクランポンでしたので、クランポンの音色を聞いた際は「これこれ！」と思わず口にしてしまいました。

「あの奏者の演奏が好き！」「この曲を吹いている方と同じ音色を出したい」など要望がある方は、そのプレイヤーの使っている楽器を調べてみると良いかもしれません。

今回のお客様にも、納得のいく1本を選んで頂く事ができました。

ぜひ皆様の楽器選びのサポートをさせて下さい。

ご依頼を心よりお待ちしております。